iPS細胞で薄毛治療。毛髪再生・発毛の実用化はなるのか?

iPS細胞は、「万能細胞」ともよばれていて、本年、京都大学山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したことで大きな話題になりました。生物のあらゆる細胞に成長できるという夢の発明ですよね。

iPS細胞が発毛に及ぼす影響

そのiPS細胞は、発毛技術の発展に関係してくるのでしょうか。現在の発毛方法は、ミノキシジルやフィナステリドといった医薬品によって、発毛の条件を整えていくものです。
ところが、毛根が死滅している場合は、発毛は不可能であるといわれています。
その場合は、「自毛植毛」といって、自分の後頭部の毛包を移植する施術がありますが、3回から4回くらいが限度となっていますので、薄毛が進行している場合には全部を移植するということはできません。
iPS細胞が育毛分野に活用されれば、毛根の細胞をそのまま作ってしまうことができるのですから、今後の発毛技術の発展には期待が持てます。

マウスでの実験の成果

今年の4月に東京理科大などのチームが行った実験が話題になりました。マウスのヒゲの周りから細胞を取り出して培養し、背中に移植。すると、本来生えるはずのない部分に毛が生えてきたというのです。これも、将来の発毛技術に生かされるないようだということで、育毛関係者の間でも大きく取り上げられていました。現在のところ、「万能細胞」を大量に培養する技術が確立されていないので、その部分がクリアできるまでには、まだ少し時間がかかりそうだということです。近い将来、「薄毛は治るもの」。そんな時代が来るのかも知れませんね。

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